人気急上昇中！魅惑的なシンガー「Aimer」について
私の大好きなシンガー、Aimer(エメ)
ここ最近たくさんのアニメやドラマ、映画主題歌を歌っているので、知ってるよ！って方も増えてるんではないでしょうか。
引用元:Aimer | ソニーミュージック オフィシャルサイト
Aimerとの出会い
私がAimerを知ったのはちょうど7年前、
機動戦士ガンダムUC episode 6「宇宙と地球と」を映画館で見た時。
曲は『RE : I AM』、澤野弘之による楽曲提供でガンダムUCの世界観とストーリーにマッチした力強い一曲。
絶妙なタイミングでこの曲が流れるから、それと合わせて鳥肌が立ったのもあるけど、
今まで聞いたことのないような独特の、でも甘く切ないハスキーボイスに衝撃を受けました。
こんな歌手は今まで聞いたことがない！と衝撃を受けた私は、それからAimerの曲をあさりにあさり…
…気づいたら沼にハマっていました（笑）
Aimerについて
独特のハスキーボイスが魅力的なシンガー。女性。
15際の時に喉の酷使が原因で声が出なくなり、トレードマークであるこの声色になります。
詳細なプロフィールはあまり開示されていません。
Aimerの歌の特徴
彼女の歌声は力強くもあり優しくもあり…表現力が高いだけでなく、その幅の広さが特徴的です。高音も耳に刺さる感じではなく、のびのびと朗らかに歌っていてとても聞いていて心地がいいです。
さらに、彼女は多数の音楽性が全く異なるアーティストや作曲家から楽曲提供を受けているにも関わらず、癖のある彼ららしい音楽を維持しつつ自分らしさも消さずに、絶妙にマッチさせて歌い上げます。
Aimerといえば白いワンピースのイメージがあるのですが、
個人的にAimerを色に例えるなら、まさに白だと思っています。
どんな曲(色)にも馴染み、調和されていく感じがピッタリだなと。
まずはとにかくこれを聞いてくれ！超個人的Aimerのオススメ楽曲10選
1. 花の唄
初っ端から試聴者厳選して大変申し訳ありません。
私は全体的に暗くて鬱屈とした曲が好きなので…
梶浦由記による楽曲提供・プロデュース。
劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel]」I. presage flowerのエンディングテーマ。
ヒロインである間桐桜の感情や、どうにもいかない行き止まりの状況を、
自我がなく、心ここにあらずのような様子でAメロBメロでしっとりと歌い上げています。
そんな中差し込んだ、一筋の光にしがみつく
間桐桜という女と、HF1章のストーリーに完全にマッチした一曲。
二番目でサビに行かずその熱量のまま間奏に入るところは圧巻！
途中途中で入る耳障りなノイズは、映画を見たらハッとすると思います。
渡辺美波主演のPVも最強なのでぜひ見ていただきたいです。
2. Falling Alone
ONE OK ROCKのTakaによる楽曲提供＆プロデュース
激しいロック調のメロディに対して対照的なコーラスが特徴的な一曲。
かといって明るさマシマシ！ギターガシガシ！って感じじゃなくてこう…
セピアで古ぼけた世界観が合いそうな感じのです。
とにかくめちゃくちゃかっこいい…
イントロのこもったメロディからの激しいパートへの移り変わりが最高です。
コーラスのアーアーアーアーアーという独特なメロディが、結構耳に残ります。
AメロBメロのところの余韻…と言うのでしょうか、残響がとても心地良ですね。
どうでもいいけど、私が電車に間に合うか間に合わないかの瀬戸際で駅に向かう時、
この曲を聞いてます(笑)
3. us
TK(from 凛として時雨)による楽曲提供・プロデュース
この鬱屈感…
ゆったりとしたリズムと静かなメロディで
それでいて気怠げに、諦め感漂って歌っていたのに、
急にサビから激しく強くなり、音が高低差をつけて踊りだし後ろで激しくストリングスがなっていくの…
めっっっちゃくちゃ凛として時雨じゃん！
2番目のサビ後からCメロにかけて矢継ぎ早にまくし立てていくの
凛として時雨じゃん………
最後の大サビでおんなじ言葉を繰り返して畳み掛けていくの
…凛として時雨じゃん………
（しつこい）
アンニュイで退廃的なのに、
とても美しいしっかりとした世界観と
澄んだ空気感を感じさせる一曲。
私は夜寝る前に聞くのがすきです。
4. StarRingChild
作詞・作曲・編曲 澤野弘之
機動戦士ガンダムUC episode 7「虹の彼方に」のエンディングテーマ。
イントロの静か〜なところで絶対「貴婦人と一角獣」のタペストリー思い出すんですよね。
動と静のメリハリがしっかりとしていて、2番のサビの後からがらっと曲調が変わるおもしろい一曲。
これは私がUCを見ているから脳内で補正がかかっているんでしょうけど、この曲を聞くと宇宙を感じるんです。
限りなく広大な宇宙、そこで人々が紡ぐ物語。
最後の静かに終わっていくところは、大人たちが子供(次世代)へと希望を託す。
そんな感じがします。
5. RE: I AM
作詞・作曲・編曲 澤野弘之
機動戦士ガンダムUC episode 6「宇宙と地球と」のエンディングテーマ。
いやもう、イントロの激しさに対してAメロ、Bメロ、そしてサビとなんでどんどん静かになって行くの…泣かせないでくれよ…
歌詞が…歌詞が良すぎるんです。
もう二度と会うことのできない人を想った歌。
辛くて悲しくて、それでも進まなきゃいけない。
重厚で壮大なのに、とても繊細で、
そしてどこか救済を感じる一曲。
6. LAST STARDUST
「Fate/stay night[Unlimited Brade Works]」内で流れた劇中歌。
これは理想の果に摩耗して、
自分の夢すら信じられなくなったある男の
忘れてしまったはじまりの記憶。
ゆっくりとしたテンポと優しいメロディだけど、
固い意志や覚悟を力強く歌った一曲。
歌詞が本当にきれいで、間奏の長いタメがすごく魅力的です。
こちらはぜひアニメ本編のシーンを見ていただきたいです。
7. 夜行列車~Nothing to Lose~
Aimer本来のもつ甘くて切ないハスキーボイスを最大限活かした曲。
「別れ」と「旅立ち」を歌った曲だけど、
それは悲しかったりネガティブなものじゃなくて、
自分で決めて「飛び出す」、未来に向かって「歩き出す」感じ。
ベースのリズミカルな刻みとギターの優しいストロークが
悩んだり迷ったりする心を包んでくれる一曲。
私が引っ越した時、空港のある街から別の街に電車で移動したのですが、
その時にこの曲を聞きながら車窓からみた景色は、いまでもよく覚えています。
新たな旅立ちに不安を抱いている時、踏み出したけどそれでもまだ迷っている時、
ぜひこの曲を聞いてみてください。
8. Believe Be:leave
Aimerの楽曲は本当に多くの作曲家から楽曲提供を受け、
アニメや映画の主題歌になっているので、普通の曲はあまり知られてないこともあります。
この曲はアルバムの中に入ってる曲ですが、本当にすごい！
澄んでいるのに力強く、
優しいけどやっぱり切なく
この曲をきくと、夜急に外に出たくなります。
また、間奏のところのコーラスが、
彼女の楽曲のタイトルを歌っているという粋な演出！
ぜひ聞いて、見つけてみてください。
9. ninelie
澤野弘之による楽曲提供・プロデュース
EGOISTとのコラボ楽曲
アニメ「甲鉄城のカバネリ」エンディングテーマ。
澤野弘之×EGOIST×Aimerのトライアングルコラボだと…！？
つよい、つよすぎる…
ピアノを基調としたメロディで
二人の歌姫がノスタルジックに歌い上げています。
Bメロで二人がハモっていくところと
そこからのサビの盛り上がりで完全無欠の世界が出現します。
カバネリはまだ見れてないのですが、この曲で興味が湧いたので
見てみようと思っています。
また違った印象を受けるんだろうなあ…！
10. I beg you
梶浦由記による楽曲提供・プロデュース
劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel]」2. lost butterflyのエンディングテーマ。
ヒロイン・間桐桜がどんどん堕ちていき、
完全に人としての在り方は破綻し、穢れた願望機として完成されていく様子がこれでもかと再現されています。
梶浦節全開のダークで艷めかしく、不気味でエキゾチックなアップテンポな一曲。
Cメロではメロディと雰囲気ががらっと変わり、救いが感じられるものの…
ラストの畳み掛けるような怒涛の呪詛と質量、そして感情で圧死しそうになります。
劇場で映画を見て、精神的に参っていたところでこの曲を聞いた私と友人は、知恵熱が出ました（笑）
渡辺美波主演のPVが本当に素敵で秀逸です。HF2章を上手く表現しています。
こちらもぜひ、見ていただきたいです。
おまけ
…Aimerの曲を10曲に絞れるわけないじゃないか…！！！
本当はもっといっぱいあるわ！！！
苦渋の選択でした。本当はあれも入れたいこれも入れたい、
「あ、またfate…またTK...また澤野弘之…」ってなったので泣く泣くカットしました。
というわけでAimer、いいな！と思った方にもっと聞いてほしい曲を以下に置いておきます。
また、新曲「春はゆく/marie」が3月25日に発売です！
✿春はゆく/marie/Run Riot/花の唄 end of spring ver.
これは…エラいことになりそうですね。
映画と合わせて本当に楽しみです。
その他、個人的にオススメな曲
✿星の消えた夜に
✿Brave Shine
✿声色
✿星屑ヴィーナス
✿Black Bird
✿六等星の夜
みなさんもぜひ、素敵なAimerライフをお過ごしください。
